フェンスの適切な高さはどのくらい?決めるときの基準や制限について解説!

フェンスの適切な高さはどのくらい?決めるときの基準や制限について解説!

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フェンスを設置する時に考えなければいけないのが「フェンスの高さをどのくらいにするか」ということです。

フェンスの高さに明確な基準はなく、目的に応じてご自身で決める必要があります。
今回の記事では、フェンスの適切な高さについて順を追って解説します。

 

1.フェンスを設置する目的は?

フェンスを設置する目的は?

フェンスの高さを決める際にはまず、フェンスを設置する目的を明確にしましょう。なぜならば、フェンスの目的によって適切なフェンスの高さが異なるからです。

この章では、フェンスを設置する目的の例をいくつか挙げてそれぞれ解説します。

 

1-1.例①:通行人からの視線を遮りたい

フェンスを設置する目的の一つとして、プライバシーの保護があります。

ご自宅が歩道や車道に面している場合、フェンスがない状態だと家の様子が通行人に見えてしまいます。また、ご自宅が通路に面していなくとも、住宅地であるならば他の生活者に生活環境が見えてしまうことが考えられます。

隣家や通行人の視線を遮ることで安心して生活できるようになります。

お庭でも部屋の中でも、リラックスできる環境を整えたいのならフェンスを設置することをおすすめします。

実際、フェンスは目隠しを目的として設置される方も多くいらっしゃいます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

1-2.例②:子供や犬が道に飛び出さないようにしたい

フェンスを設置する目的の二つ目は安全性の確保です。

特に、小さいお子さんやペットを飼われている場合には、いつ道路に飛び出すか分からないためにヒヤヒヤしながらお庭で遊ぶようなことも考えられます。

せっかくお庭で遊ぶのであれば安心してのびのびと遊ばせたいのは誰しも同じ考えなのではないでしょうか。

このようなシーンで活躍するのがフェンスの設置です。フェンスを設置して、物理的に道路に飛び出さないようにすることで安心してお庭で遊ばせることができます。

お子様やペットの安全性の確保のためのフェンス設置ならば、ある程度高さがあるものを選択するのがおすすめです。

適切な高さについては次の章で解説します。

 

1-3.例③:洗濯物が見えないようにしたい

洗濯物をお庭に干すことを考える場合、フェンスの設置によって目隠しと防犯になります。

フェンスを設置することで不審者の視線を遮ることができ、さらに、侵入も防ぐことができます。

防犯のためのフェンス設置とはいえ、景観をなるべく壊したくないとお考えの場合には、メッシュタイプのものを選んだり、木材のような温かみがある見た目のフェンスを取り入れると良いでしょう。

 

2.目的別!フェンスの高さの基準

目的別!フェンスの高さの基準

この章では、フェンス設置の目的別に、適切な高さの基準をご紹介します。フェンスの適切な高さがいまいち分からない方はこの章を参考にされてください。

目的別の最適なフェンスの高さは以下の通りです。

目的 適切な高さ
人の視線を遮りたい 通行人の場合:140〜200 cm
車に乗っている人の場合:100〜120 cm
敷地の境界線を明確にしたい どの高さでも構わないが、
高すぎると隣家からの不信感を抱かれるかも
安全性を確保したい 150cm〜

 

2-1.人の視線を遮りたい

人の視線を遮りたい場合には、人の視線の高さよりは高くフェンスを設置する必要があります。

通行人の視線を避けることが目的ならば140〜200cm、車に乗っている人の視線を遮る場合には100cm〜120cmを目安にすると良いでしょう。

 

2-2.敷地の境界線を明確にしたい

隣家との境界線を明確にしたい場合には、境界線がわかれば良いのでどのくらいの高さでも特に問題はありません。

しかし、あまりにきっちりと仕切ってしてしまうような高さ/デザインのフェンスを設置すると、隣家の方から不信感を抱かれる可能性があります。

ご近所トラブルを招かない程度の高さでフェンスを設置すると良いですね。

 

2-3.安全性を確保したい

安全性を確保することが目的ならば、150cmほどの高さのフェンスを設置すると良いでしょう。

一般的に小児やペットが登り降りできず、かつ圧迫感を感じさせない程度の高さだからです。

またフェンスの素材を金属などの強固なものにすることでより安全性を確保することができます。

 

3.フェンスの高さを決める時のポイント

フェンスの高さを決める時のポイント

この章では、フェンスの高さを決める時のポイントについて、以下の3点を解説します。

  • ・設置する場所を考えて目的を満たせるようにする
  • ・周りからの印象を考える
  • ・法律に違反しない高さにする

特に、フェンスの高さについては法律で定められているため、しっかりと確認しておきましょう。

 

3-1.設置する場所を考えて、目的を満たせるようにする

フェンスを設置する目的と同じぐらい重要な要素として、フェンスを設置する場所によって高さを変えることが挙げられます。

例えば、浴室周りにフェンスを設置する場合には覗かれるリスクを減らすためにも高めのフェンスを設置する方が良いでしょう。

逆に、お庭やリビングから見える箇所への設置ならば、景観を損なわないという点を重視して、高すぎないフェンスを設置することもできます。

このように設置する場所によっても適切な高さは変わります。設置する場所と設置する目的の両方を考えて高さを決めると良いでしょう。

 

3-2.周りからの印象を考える

特に住宅地の場合、あまりに高く、隙間も開いていないようなフェンスを設置すると周りで生活している人から怪しまれてしまう原因となります。

ご近所付き合いに悪影響を及ぼさないようにするためにも、大きな隔たりを感じさせるような高さ/デザインのフェンスは避けた方が無難です。

 

3-3.法律に違反しない高さにする

フェンスの設置の仕方によっては高さが制限されるケースがあります。

ブロックの上にフェンスを設置する場合には、高さを2.2m以下にしなければならないことが建築基準法で定められています。これは、ブロックが風の影響を受けやすいことから、崩壊の危険を防ぐためです。

街中ではこの基準より高いブロック+フェンスが設置されていることがありますが、これは建築基準法が改正される前に建てられた建造物である可能性が高いです。

フェンス単体で設置する場合には高さの制限はありません。

しかし、高くすればするほど不安定になり、風の影響を受けやすくなることは念頭に置いておくようにしましょう。

 

4.MINOの彩木フェンスなら複数の高さから選べる!

MINOの彩木フェンスなら複数の高さから選べる!

MINOでは、様々なサイズ/デザインのフェンスを多数取り扱っています。MINOの彩木フェンスは彩木という独自開発した人工木を使用して作られています。

彩木の特徴は以下の通りです。

  • ・メンテナンスに手間がかからず長く美しい状態を保つことができる
  • ・本物の木と見間違えるほど忠実に再現された木目デザイン
  • ・ウレタン素材なので熱くなりにくい

彩木は汚れにくく、汚れが落ちやすい加工が施されています。そのため、日々のお手入れはとても簡単に済ませることができます。

表面は本物の木を再現した木目調のデザインとなっており、人工特有の無機質感を感じさせない良さがあります。

また、彩木は熱くなりにくい素材ですので真夏の炎天下でもフェンスを触った時に火傷してしまう心配はありません。

お庭の雰囲気にあったフェンスをお探しの場合にはぜひ彩木フェンスを選択肢の一つとしてみるのはいかがですか?

 

まとめ:目的に応じて適切な高さのフェンスを設置しよう

まとめ:目的に応じて適切な高さのフェンスを設置しよう

この記事では、フェンスを設置する際の適切な高さについて解説しました。フェンスを設置する際、高さをどのくらいにするかを決めることはとても重要です。

フェンスの高さを決める考え方の一つとして、フェンスを設置する目的を考えましょう。プライバシーの保護や安全性を確保することが目的ならば、高さがあるフェンスを設置した方がおすすめです。

一方で、景観を重視するのであればデザイン性に優れているフェンスを選択する方が良いでしょう。

MINOでは、複数のサイズの彩木フェンスをご用意しております。ぜひこちらも合わせてご確認ください。

また、フェンス設置の費用についてはこちらの記事でわかりやすく解説しています。

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